アート英語カリキュラム|美術館の英語を読める人になる(全15回)

アート英語カリキュラム|美術館の英語を読める人になる(全15回)
画像:The Metropolitan Museum of Art, ジョルジュ・ド・ラ・トゥール/フェルメール/ゴッホ/ブリューゲル(父)の作品より。Open Access(CC0)
ART ENGLISH 15LESSONS見る → 読む → 語る

全15回 公開中

連載「美術館の英語を読める人になる」

Art English Curriculumアート英語カリキュラム 目次

美術館の作品ラベルや解説文に書かれている英語を、単語ではなく場面で学ぶ連載です。毎回1枚の名画を取り上げ、美術館の解説文の書き方で書いた英文を読みながら、「なぜその言い方をするのか」を確かめていきます。全15回を順番に読むと、最後には1つの作品を英語100語で語れるように組み立てています。

この連載で目指すこと

美術館の英語を読める人になる。
そして最後に、自分の言葉で1作品を英語100語で語れるようになる。

こんな方に向けて書いています

美大生・美大を目指している方海外の美大・大学院への留学を考えている方海外の美術館やアートフェアに行く予定がある方アートが好きで、英語も学び続けたい方

学ぶ順番

全15回は3つの部に分かれています。見る → 読む → 語るの順に進むのは、美術館の文章がまず「見た目を表す言葉」でできていて、その言葉が決まった文の型に入り、最後にその型を自分の文に使えるようになる、という順序で身につくからです。

ASEE

見て描写する(第1〜5回)作品の素材・色・光・構図・筆の跡を英語で言う語彙

BREAD

美術館の英語を読む(第6〜10回)作品ラベル、解説文、〜ism、作家の言葉、展覧会の告知文の「型」を読む力

CSPEAK

自分の言葉で語る(第11〜15回)感想・解釈・質問・ステートメントを英語で話す、書く力

毎回の流れ(どの回も同じ順番です)
今日のゴール:この回でできるようになることを1行で
今日の1枚:著作権の切れた名画を、美術館の作品ラベルの形で
美術館の解説文で読む:解説文の書き方で書いたオリジナル英文(約120語)と全訳
読み解き:訳ではなく「なぜこの言い方なのか」
使える型3つ:例文つき
練習問題:自分で1〜2文書く(模範解答は折りたたみ)
前回の復習:前の回の言葉を使う小問
次回予告

一度学んだ言葉は、後の回の英文にもう一度登場します。前の回を飛ばしてしまった場合は、この目次に戻って読み直してください。

全15回の一覧

読み終えた回に「読んだ」のチェックを入れながら進めてください(チェックはこの画面上だけのもので、保存はされません)。

PART A見て描写する

第1〜5回:作品の素材・色・光・構図・筆の跡を英語で言う語彙

第1回 絵画の英語、3つの違い

painting / drawing / picture

作品を見て「これは drawing で、painting ではない」と英語で言い分けられる

ジョルジュ・スーラ《アマン=ジャン》1882–83年

第2回 色を語る

hue / tone / palette

hue・tone・palette を使い分けて、作品の色づかいを1文で説明できる

フィンセント・ファン・ゴッホ《糸杉のある麦畑》1889年

第3回 光と影

chiaroscuro / sfumato

chiaroscuro と sfumato を区別し、光源と影を英語で描写できる

ジョルジュ・ド・ラ・トゥール《悔悛するマグダラのマリア》1640年頃

第4回 構図

foreground / focal point

前景・背景、対角線、視線の集まる点で、画面の組み立てを説明できる

ピーテル・ブリューゲル(父)《穀物の収穫》1565年

第5回 筆の跡と質感

brushwork / impasto / glaze

brushwork・impasto・glaze で絵の表面を説明できる

フィンセント・ファン・ゴッホ《麦わら帽子の自画像》1887年

PART B美術館の英語を読む

第6〜10回:作品ラベル、解説文、〜ism、作家の言葉、展覧会の告知文の「型」を読む力

第6回 作品キャプションの読み方

Oil on canvas / Gift of

作品ラベルの素材・寸法・寄贈者の表記を正しく読める

ヨハネス・フェルメール《水差しを持つ若い女》1662年頃

第7回 壁の解説文の型

wall text

解説文の4段構成(つかみ→文脈→観察→意義)を見抜ける

ジャック=ルイ・ダヴィッド《ソクラテスの死》1787年

第8回 「〜ism」の読み方

-ism / -ist

〜ism・〜ist・movement を読み分け、作品を美術運動と結び付けて説明できる

カミーユ・ピサロ《冬の午後のチュイルリー公園》1899年

第9回 作家のステートメントを読む

artist statement

作家が一人称で書いた文章の典型的な表現を読み取れる

ジェームズ・マクニール・ホイッスラー《肌色と黒のアレンジメント:テオドール・デュレの肖像》1883年

第10回 展覧会タイトルとプレスリリースを読む

on view / brings together

「タイトル:サブタイトル」の形や on view などの告知の言葉を読める

葛飾北斎《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》1830–32年頃

PART C自分の言葉で語る

第11〜15回:感想・解釈・質問・ステートメントを英語で話す、書く力

第11回 「I like it」以外で感想を言う

What strikes me is …

好き・嫌いを、見たことに基づく1〜2文で言える

ローザ・ボヌール《馬市》1852–55年

第12回 解釈を述べる

suggests / evokes

断定しすぎない言い方で、作品の解釈を英語で言える

トマス・コール《マウント・ホリヨークからの眺め、ノーサンプトン、マサチューセッツ、雷雨の後―オックスボウ》1836年

第13回 ギャラリーで質問する

available / edition / provenance

購入できるか、エディション、来歴、状態をていねいに質問できる

アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック《ディヴァン・ジャポネ》1892–93年

第14回 アーティストステートメントを書く

My practice centers on …

自分の制作について、100語前後のステートメントを書ける

ポール・セザンヌ《リンゴとプリムラの鉢のある静物》1890年頃

第15回 卒業課題:1作品を100語で語る

One work, 100 words

1つの作品を、描写・素材・解釈・感想を含めて英語100語で語れる

ジョルジュ・スーラ《サーカスの客寄せ(パレード・ド・シルク)》1887–88年

単語を調べたいときは

この連載は「場面で学ぶ」ための読み物です。アートの英単語を一覧で確認したいときは、2冊の辞典を使ってください。

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各回の「今日の1枚」とこのページのサムネイルは、所蔵館がパブリックドメイン(CC0など)として公開している画像だけを使い、出典を各回に記載しています(このページのサムネイルはすべて The Metropolitan Museum of Art, Open Access(CC0))。英文はすべて Euphoric " " のオリジナルです。

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