ストリートアートで世界的に有名なアーティスト9人|代表作とグラフィティとの違いを解説

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「バンクシー展 天才か反逆者か」が開かれたことで日本でも広く知られることとなったストリートアート。正式には犯罪とされており、世界的に認められるまで顔を明かせない事実もあります。

この記事ではEuphoric " "が厳選した、世界的に有名な『ストリートアーティストを9人』をご紹介します!

ストリートアートとは?

改めて、ストリートアートについて軽くご説明します。

ストリートアートとは1920年代から1930年代に当時のニューヨークのギャングを中心に始まりました。そして、1980年代より若者が政治参加をする意思を示し始め、アートを通して訴え始めたことが、世界的に広まったきっかけだと言われています。

 

ストリートアートとグラフィティの違い

ストリートアートとグラフィティは混同されがちですが、一般的には区別されます。グラフィティは文字(タグ)やシンボルを中心とした表現で、仲間内の記名や縄張りの主張といった側面を持ちます。一方でストリートアートは、ステンシル・ポスター(フライポスティング)・モザイクタイル・彫り込みなど多様な技法を用い、文字に限らず図像やメッセージを公共空間に残す表現を指します。本記事で紹介する9人は、タグ中心のグラフィティというより、それぞれ独自の技法を持つストリートアーティストです。

▼ストリートアートに関するより詳しい解説は以下の記事でご紹介しています!▼
【まるっと理解!】ストリートアートってなんですか?

グラフィティとストリートアートの違いを、表現、技法、側面の3点で比べた図。グラフィティは文字やシンボル中心で、ストリートアートは図像やメッセージも含み技法が多様
図:グラフィティとストリートアートの違い

ストリートアートをもっと知りたい方はこちらの書籍もおススメです!

ストリートアートについてもっと知りたい方はこちらの書籍もおススメです!1冊目の本はストリートアーティストとして世界的に知られる大山エンリコイサム著のストリートアート全般を紹介している本です。キンドル版もありますので、手軽に読めるかと思います。

2冊目は少し古くなりますが、美術手帳の2017年6月号です!グラフィティを特集している回で、初期のストリートアートから現代までどのように発展してきたかを知ることができる面白い資料です!

世界的に有名なストリートアーティスト9人

ここではEuphoric " "が選んだ、世界的に有名なストリートアーティストを9人ご紹介します!

是非、お気に入りのアーティストを見つけてみてください!

名前出身生年(没年)代表作・活動(制作年)
バンクシーイギリス(ブリストル出身とされる)非公表《Girl with Balloon(風船と少女)》2002年〜
JRフランス(パリ出身)1983年ルーヴル美術館ピラミッドの「消失」インスタレーション 2016年
インベーダーフランス1969年モザイクタイル作品「インベーダー」シリーズ 1998年〜
キース・ヘリングアメリカ1958年(1990年没)《Crack is Wack》1986年
ジャン=ミシェル・バスキアアメリカ1960年(1988年没)《Untitled》1982年
ヴィールスポルトガル1987年壁を彫り込んで肖像を浮かび上がらせる作品群 2008年〜
タヴァール・ザワッキ(旧名ABOVE)アメリカ1981年矢印モチーフの壁画シリーズ 2001年〜
C215フランス1973年ステンシルによるストリート肖像作品群 2000年代〜
シェパード・フェアリーアメリカ1970年《HOPE》(バラク・オバマの肖像)2008年
9人のストリートアーティストのうち4人の技法を示した図。インベーダーはモザイクタイル、ヴィールスは壁の彫り込み、C215はステンシル、ザワッキは矢印の壁画
図:アーティストごとの技法

バンクシー

バンクシーは覆面アーティストというだけあり、イギリス国籍ということ以外、彼の情報は明かされていません。彼の作品は世界中の街中に展示されており、病院などに寄付されているものもあります。

 

▼詳細は以下の記事でご紹介しています!
【バンクシー|Banksy~覆面アーティスト 日本初個展開催!~】

代表作の一つ《Girl with Balloon(風船と少女)》は、2002年にロンドンのウォータールー橋付近の壁に初めて描かれたとされています。2018年10月5日にはサザビーズのオークションで落札された直後に作品がシュレッダーにかけられ、《Love is in the Bin》として話題になりました。

JR

JRは10代の頃からストリートアートを開始しました。彼の作品は主にスラム街などに描かれ、美術館に行けない人々の為に作品を制作しているという言葉も残しています。

JRは2011年にTEDプライズを受賞し、2016年にはルーヴル美術館のガラスのピラミッドが「消える」ように見える大型インスタレーションを制作しました。

ストリートアーティストのJR(2011年)
JR(2011年、TED2011にて)。撮影:Mohamed Nanabhay/Wikimedia Commons/CC BY 2.0

 

▼詳細は以下の記事でご紹介しています!
【JR|ジェイアール~アートは世界を変えられるのか~】

インベーダー

インベーダーもバンクシー同様、覆面アーティストとして活躍しており、彼の情報として明かされているのは、パリの国立美術学校Ecole des beaux-Artsを卒業し、ビデオゲーム「スペース・インベーダー」に強く影響されていることだけです。

 

▼詳細は以下の記事でご紹介しています!
【徹底解説】インベーダーとは?作品と人生を3分で理解しよう!

キース・ヘリング

キース・ヘリングは31歳という若さで亡くなってしまい、今はもう会えません。しかし、亡くなってなお、ユニクロや車メーカーとコラボ商品が頻繁に出されています!

 

▼詳細は以下の記事でご紹介しています!
【キース・ヘリング~もう会えない、世界を変えた落書きの天才】

ジャン=ミシェル・バスキア

ジャン=ミシェル・バスキアも、キース・ヘリングと同じく若くして亡くなりました(1988年、27歳)。彼は政治・社会・人権などをテーマに作品を制作していました。

 

▼詳細は以下の記事でご紹介しています!
【徹底解説】ジャン=ミシェル・バスキアとは?作品と人生を3分で理解しよう!

代表作の一つ《Untitled》(1982年、頭部をモチーフにした作品)は、2017年5月にサザビーズのオークションで約1億1,050万ドル(手数料込み)で落札され、日本の実業家・前澤友作氏が購入したことでも知られています。

ヴィールス

ヴィールスは1987年にポルトガルのリスボンで生まれ、カーネーション革命(1974年)後の急速な都市開発のなかで育ち、その時代の街の風景から影響を受けて作品を制作しています。

 

▼詳細は以下の記事でご紹介しています!
【徹底解説】ヴィールス(Vhils)とは?作品と人生を3分で理解しよう!

タヴァール・ザワッキ

タヴァール・ザワッキは2017年まで「ABOVE」という名前で活動していました。ABOVEとは日本語で「上向き」という意味を持っており、上向の矢印は彼の作品のトレードマークとなっています。

 

▼詳細は以下の記事でご紹介しています!
【徹底解説】タヴァール・ザワッキとは?作品と人生を3分で理解しよう!

C215

C215は33歳でデビュー作品を公開し、今回ご紹介しているアーティストの中ではかなり遅咲きなのかもしれません。彼の本名はクリスチャン・ギュウミーと発表されています。

 

▼詳細は以下の記事でご紹介しています!
【徹底解説】C215とは?作品と人生を3分で理解しよう!

シェパード・フェアリー

シェパード・フェアリーは政治や社会に対して強い影響力を持っています。彼はストリートアーティストとして活動する一方で、社会活動家としても積極的に活動しています。

 

▼詳細は以下の記事でご紹介しています!
シェパード・フェアリー/アメリカを代表するストリートアーティスト!!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

気に入ったストリートアーティストは見つかりましたでしょうか?

他にも、世界的に有名なコンセプチュアルアーティストやインスタレーションアーティストをご紹介しますので、そちらも是非ご覧ください!

 

【厳選】世界的に有名な9人のコンセプチュアルアーティスト紹介!

【厳選】世界的に有名な9人のインスタレーションアーティスト紹介!

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